弊所の事務所名を変更した 「ひょうご産業SDGs推進宣言事業」 の登録証が届きました!
弊所は2023年にこの制度へ登録し、SDGs達成に向けた取り組みを宣言する企業として活動しています。障害福祉事業者さまにとっても、この制度への登録は大きなメリットがありますので、ぜひご検討ください。
今回は、
・「ひょうご産業SDGs推進宣言事業・認証事業」とは何か?
・障害福祉事業者にとってのメリット
・登録方法
について詳しくご紹介します。
「ひょうご産業SDGs推進宣言事業・認証事業」とは?
兵庫県では、中小企業がSDGsの達成に向けた取り組みを進めることを支援するために、「ひょうご産業SDGs推進宣言事業・認証事業」を実施しています。
この事業は、大きく 「宣言事業」 と 「認証事業」 に分かれています
① 宣言事業
- 企業が自社の事業活動とSDGsの関連性を考え、具体的な取り組みを宣言します。
- 県に申請し、登録されると「宣言企業」として認定。
- 登録証が発行され、企業の信用力向上や広報活動に活用できます。
② 認証事業(ステップアップ制度)
- SDGsの達成に向けた取り組みを 実際に行っている企業 を、県が評価し「認証企業」として認定します。
- 「宣言企業」としての取り組みをさらに深化させ、継続的にSDGsへ貢献することで、より高い評価を得ることができます。
- 認証を受けると、さらに信頼性が高まり、行政や地域社会との連携が進みます。
障害福祉事業者も 「宣言企業」 として登録可能で、将来的に「認証企業」へステップアップすることも可能です。
障害福祉事業者にとってのメリット
信頼性・ブランド力の向上
SDGsの取り組みを公表することで、自治体・取引先からの信頼が向上し、地域との連携が強化 される。
利用者やその家族に対し、「持続可能な福祉サービスを提供している」という安心感を与えられる。
SDGsに積極的に取り組むことで、職員の意識改革や理念の共有につながる。
補助金・助成金の活用
SDGs推進企業として、助成金・補助金の加点対象となる可能性 がある。
SDGs関連の融資制度(ESG融資など)が利用できる可能性も。
事業の持続可能性が向上
BCP(事業継続計画)を策定し、防災・緊急時対応を強化。
省エネや環境配慮の取り組みにより、コスト削減にもつながる。
地域や他事業者との連携強化
SDGsネットワークを活用し、自治体や企業との連携を強化。
地域社会との関係が深まり、長期的な安定経営につながる。
SDGsを活用したPR・広報の強化
SDGsを意識した事業運営をアピールすることで、新たな利用者や支援者を獲得。
ホームページ・SNS・名刺などにSDGsの取り組みを掲載し、企業イメージを向上。
登録方法(宣言企業の登録手順)
① ひょうご産業SDGs推進宣言事業の公式サイトを確認
兵庫県の公式サイトにて、最新の情報を確認してください。
② SDGsへの取り組みを整理する
以下のポイントを考え、自社のSDGs活動を整理します。
- 自社の事業とSDGsの関連性
- どの目標(17の目標)に貢献できるか
- 具体的な取り組み内容
③ 申請書を作成し、提出
- 県の指定フォーマットに記入し、必要書類を添えて申請。
- 審査を経て、登録が完了します。
④ 登録証の受領・広報活動
登録証が届いたら、
- ホームページやSNSで公表
- 名刺やパンフレットに記載
- 事業所内で掲示
など、積極的に活用しましょう。
まとめ
兵庫県の「ひょうご産業SDGs推進宣言事業・認証事業」は、 障害福祉事業者にとっても大きなメリット があります。
- 信用力向上(自治体・利用者・職員からの信頼アップ)
- 補助金・助成金の加点対象(資金調達の機会拡大)
- 事業の持続可能性の向上(BCP策定・防災対策の強化)
- 地域や他事業者との連携強化(パートナーシップの構築)
- SDGsを活用したPRの強化(利用者・支援者の獲得)
弊所も 2023年に宣言企業として登録 しています。
そして、来年度は 認証事業へのステップアップを目指します。持続可能な福祉サービスを提供し続けるために、私たちも進化し続けます。
利用者とご家族の安心、そして事業の継続を未来永劫守るために、共にSDGsの視点を取り入れた経営を進めていきましょう!
「どのように申請すればいいの?」とお悩みの事業者さま向けに、申請サポートも可能ですので、お気軽にご相談ください。